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マスク不足は転売ヤーのせい?

・1ヶ月に必要なマスクの数

日本人1億人が1ヶ月に20枚使う(≒週に5枚使う)と過程すると

20億枚

 

・2020年3月の予定生産量

6億枚

経済産業省

 

生産量が圧倒的に足りないので、転売を禁止してもマスク不足であることに変わりはないとしても、転売ヤーが転売することでマスク不足を悪化させているのか?

 

個人的には、転売ヤーよりも、個々の家庭の買い溜めの方が悪影響が大きいと思う。

その理由としては

  1. 家庭で買い溜めしたマスクは市場に出回らない
  2. 転売ヤーは在庫リスクを嫌うのでなる早で売り捌く

の2点だ

 

そもそも需要に供給が追いつかない場合は価格が上がることでバランス調整されるはずだが、今回のようなセンシティブな状況でマスクの販売価格を上げるのはレピュテーションリスクが大きい

 

news.yahoo.co.jp

 

もしコンビニ等の店舗がマスク販売価格を上げることが出来たなら、各家庭での不要不急の買い溜めが抑制され、マスク不足は多少緩和されるのでは

 

もし転売ヤーがマスク生産量の大半を買い取ってを高額で流通させたなら、同様にしてマスク不足は多少緩和されるのでは

 

通常の店舗がレピュテーションリスクを気にして販売価格を上げられないから、転売ヤーが世間の負の感情を引き受けつつもマスクを高値で流通させ、需給バランスの調整に一役買っている、という面もあると思う

 

あと、国内のEC、フリマでマスクの転売が禁止されたが、転売ヤーたちは普通に海外の業者に流したりできるので、禁止するなら先に輸出を禁止しないと逆に国内のマスク流通量に取ってはマイナス効果な気がする

 

一番良いのは、マスク生産メーカーがちゃんと儲かるようにして、マスクを頑張ってどんどん作ってもらうことだと思う。下記みたいな施策がどんどん実行されて早くマスクが手に入るようになるといいな〜

www.meti.go.jp